土木作業員の仕事をやっていたのですが、朝は6時頃家を出て、帰りは21時頃…しかも週休1日だったので、子どもと遊ぶ時間が全くなく、転職を決意しました。
子どもは当時2歳で、日中に一緒に過ごして遊べるとしたら夜勤の仕事がいいかな？と思い、夜勤がある仕事を探していました。
その時に義母の知り合いが働いている”共和熱処理株式会社”なら、しっかり休めるし、「夜勤がある」と聞いて応募しました。

年間休日は120日（土、日、祭日、夏季休暇、年末年始）などもしっかりあり、有給休暇も申請すれば100％取得できます。
その他にシフトの空き時間があるので週休3日のような感覚で子供の時間をたくさんとれるようなりました。

ON×OFFのメリハリをつけて働けるのは、本当にありがたいですね。

現在勤務しているスタッフは、「熱処理ってなに？」というころからスタートした人がほとんどで、自分もその一人でした。
入社直後は、小さい鋼材を指定のカゴに入れたりする簡単な作業からスタートし、そこから徐々にステップアップしていきます。

工場内の従業員数は25人～29人ほどで、30代の男性が多く活躍しています。
正直、工場内は熱処理と言われるだけあって熱いです。
この熱さに慣れるまではキツイかもしれません。
ですが、熱い現場で作業を進めて時間内に終わらせた後は、「今日も頑張った…！」と達成感を得られます。

先輩スタッフは口下手な人も多いですが、仕事の後「この後ごはん食べに行く？」など誘ってくれたりします。もちろん参加を強制はされません。

当社は年功序列制ではないので、自分の頑張り次第で勤務年数にかかわらず昇格する事が可能です。
私も今３人チームの班長をしていますが、チームには年下はもちろん年上の方もいます。
班長になってから個人の仕事の進み具合だけでなく、チーム全体の仕事の進み具合を見いかなければならないので、大変な部分もあります。
ですが、その頑張りはしっかりとお給料に反映してくれます。
役職手当もつき、基本給も上がるので「もっと頑張ろう！」とやりがいを感じます。

熱処理加工された部品はジェットコースターなどにも使用されています。
前に家族で某テーマパークに遊びにいった時に「あ！このジェットコースターお父さんが作った部品が使われているんだよ。」と話したら子供が「お父さんすごい！」と喜んでくれて誇らしかったです。
他にも小学校の勉強で、鋼に関する問題などがある時はスラスラ教えてあげられます！私が楽しそうに教えるからか、子どもも興味を持ち、自由研究のテーマは鋼に関するまとめをしていました。

熱処理加工は、決して派手ではなく、地味な作業に思えるかもしれませんが、メイドインジャパンの技術を見えないところで支えなくてはならない仕事です。

私のように家族を養っていく「覚悟」や、自分の将来の為など、何か一つ自分の中で「熱意」がある方なら、きっと活躍していただけるはずです！
ぜひ、一緒に働きましょう。